なんでもQ&A

皆様の様々な質問にお答えします。メールで質問や答えに対する意見などもお寄せ下さい。

kachida@kusuriyurikago.com



2007年6月22日

おなかの調子が悪く、いろいろ検査していただきましたが、異常はなく、「機能性ディスペプシア」ということになりました。どうしたらいいですか?

機能性ディスペプシア(Functional dyspepusia : FD)は胃もたれ、膨満感、上腹部痛などの消化器症状のことです。これまで「慢性胃炎」と呼ばれていた疾患を「器質的なもの・潰瘍や癌など」と「機能的なもの・消化器運動の不具合や心因性による症状」に分けて考えるようになりました。前者は外科的処置・放射線治療・薬物療法などで対応します。後者(FD)は内科的対応が主流です。薬物治療とともに心療内科との併用をお奨めします。


2007年6月16日

食中毒の予防を教えて下さい

原則は食中毒菌(大腸菌、腸炎ビブリオ菌、黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌、サルモネラ菌等)をつけない増やさない、殺す・・・ことです。購入時は車のトランクに入れると温度が高くなり菌が増えるので、クーラーの効いた車内に入れます。冷蔵庫につめ過ぎないよう計画的に購入します。細菌の多くは10℃で増殖が遅くなり、-15℃以下で停止します。が、細菌が死滅するわけではありません。自然解凍では菌が増殖してしまうので、レンジまたは冷蔵庫で。魚介類に付着する腸炎ビブリオは真水に弱いので流水で洗うと死滅します。調理時には食品を75℃で一分以上加熱します。お弁当はごはんとおかずを別々にし、おにぎりはラップでにぎります。梅干や酢で細菌の増殖を抑えます。


2007年5月19日

病院の前の薬局は込んでいてヘルパーさんの時間がなくなって帰って来ました。明日から飲む薬がありません。届けていただけますか?

FAXで処方箋を送っていただき、それに基づいて調剤することは可能です。ただし、何方かに本物の処方箋をお持ちいただく必要があります。ご自宅まで全てのお薬をお届けするのは法的に「調剤」とみなされ薬局以外での調剤はできないので違法です。困りました・・・


2007年3月27日

80才の父が散歩で遠くまで行き、帰れなくなってしまいました。散歩好きなので、続けさせたいのですが・・・

何方かとご一緒されるのが望ましいのですが。ひとりでふらりと出かけるような時は心配ですね。杖に連絡先を明記したり、コートの襟に電話番号を書いておくと安心です。自治体によっては「徘徊ネット」という迷子のお年寄りを地域で見守るシステムがあります。認知症の診断がつかなくとも参加できます。ケアマネージャー、地域包括センターにご相談下さい。


2007年1月29日
海外旅行に行きます。下痢をしやすいので薬を持って生きたいのですが・・・

下痢止めをお持ちになるのと同時に、下痢にならない工夫をされたらいかがでしょうか。場所にもよりますが、現地の水を飲む時に消毒する(イソジンガーグルを一滴落とされる方もいます)とか、事前に整腸剤を服用しておくのもよいでしょう。下半身を冷やさない事も大切です。水なしで服用できる製剤もあります。疲れないよう、体調を整えて、どうぞ楽しい旅行を。


2006年10月31日
化粧品で・・「ラメラ構造」により保湿作用強化・・という説明がありました。「ラメラ構造」って何ですか?

水分と油分が何層にも重なっている構造のことです。従来、水分と油分は混合しないので、よくかき混ぜるとそれぞれが、細かく分散して均衡を保っています。これを乳化といいます。皮膚の角質層は水分と油分が多層に重なり、水分の蒸発を防いでいます。最近、特殊な乳化技術により、「ラメラ構造」を持つ保湿成分が創られるようになりました。化粧品も進化しています。ただ、安全性については充分なデーターがありません。トラブルに気をつけながら、使用しましょう。


2006年9月8日
50才の主婦です。生理がひどく、「アドナとトランサミンと漢方」を生理中に服用しています。先生にピルを薦められました。どうしてですか?

ピルは避妊だけでなく、少量のホルモン療法としても使用します。ピルを服用したから閉経が来ないということもありません。飲み方など、先生とよく相談され、安心してお試し下さい。


2006年8月25日
抜糸の後、三ヶ月は傷口にテープを貼っておくよう言われました。どうしてですか?

「傷の固定」のためだそうです。(私も先生にお聞きしました)何もしないでおくと、最初、筋だった傷痕がどんどん広がって1センチ位の幅になってしまうこともあります。


2006年8月11日
「セイブル」という薬を食前に飲むよう言われました。どのくらい前に飲んだらいいですか?

「セイブル」は食べた糖類が腸で吸収されないようにして、血糖値をコントロールする薬です。食事の直前、お箸を取る前にお茶やお吸い物で飲んで下さい。飲み忘れた場合、食事の途中ならよいのですが、食べ終わってからですと、意味がありません。


2006年7月20日
前立腺肥大症でポラキスを飲んでいます。最近またおしっこの出が悪くなったのですが・・・・

「ポラキス」は抗コリン剤で尿閉の副作用があります。先生にお話して、膀胱内の残尿を調べて頂きましょう。薬を変えることで改善することがあります。


2006年7月9日
「C型肝炎」と言われました。どうしたらいいでしょう?

先生の指示を守りましょう。C型肝炎では鉄分が病気を悪化させるようです。「シジミ」「ウコン」には鉄分が多いため、摂取はよくありません。早足で歩く程度の運動を一日三十分程いたしましょう。


2006年7月6日
太っているとどうしていけないのですか?

体の細胞が変化して、体にとって良い働きをする物質(アディポネクチン)が減ってしまうのです。結果、代謝が悪くなり、血糖が上昇するということがわかってきました。目安は腹囲80〜85cmを超えたら要注意です。毎日9000歩、歩き、高カロリーの食事を改めましょう。


2006年6月9日
学校薬剤師って何ですか?

1958年に制定された学校保健法で定められた環境衛生に関わる薬剤師の仕事です。照度、騒音、空気、飲料水,給食、水泳プール等の検査や管理をします。ただ、戦後の環境の非常に悪化した時代に規定された制度なので、現在の状況で必要か否か議論のあるところです。


2006年5月23日
薬局の花壇の花の名前を教えて下さい

「かわいいね」とミヤコワスレがサギゴケに言った
「素敵ですね」とナルコユリがミヤコワスレに言った
「可憐だね」とキンポウジュがナルコユリに言った
「立派ですよ」とサギゴケがキンポウジュに言った
キンポウジュは赤くなってうつむいた
それで、ナルコユリにキスしてしまった
ナルコユリは、はにかんでサラサラと首を振った
それで、ミヤコワスレに頬ずりしてしまった
ミヤコワスレは照れてスッと背伸びした
サギゴケが見上げると
ミヤコワスレとナルコユリとキンポウジュが優しく見つめていた
サギゴケは嬉しくなってクルクル葉っぱの上を転がった

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2006年5月18日
皮膚科で帯状疱疹と診断され、トリプタノールが処方されました。どうしてですか?

帯状疱疹の痛みは神経変性による伝達異常と言われています。三環系抗うつ薬は痛みの記憶を改善するようです。


2006年4月20日
父が胃癌でモルヒネを飲んでいます。そんなに悪いのでしょうか?

詳しい事は主治医の先生でないとわかりませんが、最近は末期癌でなくとも緩和医療を初めます。「モルヒネは怖い薬」というイメージがありますが、副作用の呼吸抑制は鎮痛効果の10倍量でないと発現しません。先生の指示どうり、薬を使用し、その効果を報告して下さい。より良い疼痛コントロールは病と闘う方の味方です。


2006年4月18日
事業者の対応が不親切で腹をたてています。でも、ヘルパーさんがとても良い人でずっと来ていただきたいので困っています。(82歳介護保険利用独居高齢者)

事業者へのクレームはケアマネ、役所、国民健康保険連合会で受け付けています。良いヘルパーさんでも一人に固執するのは危険です。その方が病気や怪我などの時、利用者さんの生活に滞りが生じるからです。ヘルパーさんのサービス内容に対して介護報酬が支払われます。


2006年3月24日
要支援の認定を受けている80歳一人暮らしの者です。骨折して入院中です。退院後の介護支援をお願いできますか?

2006年4月より、介護保険法が変わり、要支援の方は、地域のケアーセンターで包括的に介護支援をすることになりました。住居地のケアーセンターをご紹介します。制度の変わり目で何かとご迷惑をおかけします。地域の薬局としていつでもご相談は承ります。


2006年3月24日
大腸がんの手術をした72歳の一人暮らしの父がデイサービス中に倒れ、施設の関連病院に二週間入院しました。検査で潰瘍の出血による貧血だったことがわかりました。この場合、主治医は手術をした病院の先生ですか、それとも潰瘍をみつけて下さった病院の先生ですか?

経過から察すると、潰瘍を見つけて下さった先生ということになりそうです。しかし、大腸がんの手術をして下さった先生にご報告がてら相談されることをお勧めします。双方の先生方が連絡を取り合い、「私がお引き受けいたしましょう」とどちらかの先生がおっしゃって下さるのが理想です。


2006年2月20日
体重を3キロ減らすよう先生に言われました。どうしたらよいでしょう?

食習慣を改善しましょう。1)ゆっくりよくかんで2)食物繊維を3)ストレスは食べること以外で・・・を心がけましょう。1キロの体脂肪は7000キロカロリーのエネルギーを持っています。一ヶ月に一キロ減らすためには一日233キロカロリーの摂取を控えなければなりません。これはご飯一膳分です。三ヶ月間ご飯一膳を控えてみましょうか・・・


2006年2月07日
5歳の子にタミフルをいただきました。先生が「タミフルを使っている間は子どもの傍を離れないように」と言われました。そんなに怖い薬なのでしょうか?

タミフルの副作用に「幻覚」「意識レベルの低下」「痙攣」が報告されています。ただし、インフルエンザ自体に中枢神経系の症状がありますし、小児の熱性痙攣はよくあることです。タミフルの副作用には注意が必要ですが、「怖い薬だから」というより、インフルエンザそのものが小児には「怖い病」ということではないでしょうか。


2006年1月29日
祖母(72歳)の薬が8種類あります。なんとか減らせないでしょうか?

薬は(1)命を救う(2)苦しみを和らげる(3)病気による機能低下を防ぐ(4)慢性疾患の予防、予後を良くする(5)なんとなく使っている・・・と分類できます。それぞれの薬がなんのために処方されているか医師や薬剤師としっかりお話なさることをおすすめします。その上でご本人に納得していただき、医師の指示で薬を減らすことができます。


2006年1月21日
リウマチで5年間通院しています。歳のせいかだんだん通うのが辛くなって来ました。近所で薬だけいただけないでしょうか?

医師は診断の元に薬を処方します。現在通院している先生にお話し、紹介状をお願いして下さい。今までの検査値等Dr.にとって必要な情報が記載されています。双方の先生が連絡を取り合える状況がお体を最良の状態に保ちます。


2005年12月15日
安定剤がないと不安で仕方ありません。つい、飲み過ぎてしまいます。

心もかぜをひきます。薬物療法とともに、安静、保温、栄養が必要です。感情の起伏をなるべく避け、誰かに優しく暖めてもらい、良質な音楽や文学を愉しみましょう。


2005年11月14日
健康診断で身長を測定するのはなぜですか?

体重との計算で肥満度を知ることができます。また、最長時の身長より2cm低くなると、背骨の骨折が疑われます。痛みを伴わない骨折なので、いつのまにか猫背(円背)になっていたりします。骨粗そ症であれば、早めの治療が必要です。


2005年10月20日
おなかがはって、「ガスピタン」を買って飲みました。以前、先生から「ガスコン」を処方していただいたのですが、同じものですか?

はい、同じものです。しかし、「ガスコン」は一錠40rと80rの二種類があり、「ガスピタン」は一錠60rです。できれば、医師の診断の元に適用量を決めていただき、服用した方が安全です。


2005年10月20日
お薬手帳と薬の説明書と、どうして二種類の説明書きが必要なのですか?

「お薬手帳」はいろいろな科の先生や薬局の薬剤師や看護師に見せて、その時どんな薬を使っているかをその時の患者さんの状態とともに知ってもらうためにあります。「くすりの説明書」はそこにある薬が何の薬か、誰のためにいつ出た薬かがわかるためにあります。つまり、「お薬手帳」は患者さんとともにあり、「薬の説明書」は薬とともにあります。薬は必要な時に、必要な人に、必要なだけ使われて、初めて役に立つのです。


2005年9月29日

時々顔がカーッと熱く赤くなって意識がボーッとします。何回か倒れてこぶができました。血圧は低めです。77歳という歳のせいでしょうか?

24時間心電図測定をおすすめします。内科を受診しましょう。なんでも歳のせいにするのはよくありません。(その後、ペースメーカーを入れて元気になられました)


2005年8月26日

血圧が高いとどうして腎臓が悪くなるのですか?

はっきりしたことはまだよくわかりません。血圧を下げると腎障害の進行が遅くなるという報告は数多くあります。腎臓には血液を濾す糸球体という細い血管の塊があります。ここの血圧を一定に保つ機能が運動不足や肥満、高蛋白食によって破綻され、腎臓に悪影響を及ぼすという説があります。


2005年7月28日

先生のおっしゃることと、薬局で薬剤師の言うことが違います。どうしたらいいですか?

医師の指示を守ってください。先生には話さなかったことを薬局で話していませんか?その場合、薬剤師は医師に問い合わせ(疑義照会)をして、最初の指示と違うことがあります。最終的にはすべて医師の指示ということになります。


2005年7月28日

バイアグラをアメリカでは100r飲んでいたのに、帰国したら50rです。なぜですか?

日本で臨床試験をした時に、軽症の方が多かったので、50rでほとんどの方が効いてしまったのです。重症の方は専門医の指示で100rまで服用できます。ただし、心疾患があり、硝酸薬、NO剤を服用中の方は禁忌です。


2005年7月21日

糖尿病のくすりはずっと飲み続けないといけないですか?

目標の検査値まで達成できれば薬をやめることができます。ただし目安の目標値は年々厳しくなっています。日本人は糖尿病の遺伝要因が大きいというデーターもあります。休薬したとしても、定期的に検査をし、生活習慣、食事、運動等かかりつけ医と相談しながら対策を講じることが肝要です。


2005年6月28日

薬を飲むほどではないが、血圧が高いと言われました。どうしたらよいでしょう?

減塩、減量、運動、節酒を心がけましょう。野菜、果物を豊富に摂り、油物、卵を控えましょう。ただし、腎臓の悪い方はカリウムの排泄が低下しているので野菜、果物の量を加減して下さい。糖尿病の方は果物の糖分もカロリー計算に入れてください。


2005年6月05日

尿が真っ赤になってしまいました。心配です。

血尿は腎、尿管、膀胱、前立腺、尿道などの粘膜が結石などで傷がつけられたり、腫瘍が自壊して出血することがあります。糸球体の膜に異常があり赤血球が尿に出てしまうこともあります。また食物や薬で尿が赤くなることもあります。どちらにしても医療機関で尿検査をしましょう。


2005年6月05日

8年前に脳出血で半身麻痺の71歳の父が大腸癌の手術をして歩けなくなってしまいました。どうしたらよいでしょう?

手術をした病院にリハビリ科があればそこで歩行訓練をしてから退院したほうがよいでしょう。外科的治療が終了後在宅復帰のために「老人保健施設」が介護保険で利用できます。ケアマネージャーに相談してみましょう。


2005年5月17日

80才の母の物忘れがひどく心配ですボケたのでしょうか?

認知症の疑いはありますが、他の疾患でも物忘れの症状はあります。専門医の受診をおすすめします。まるの中を12等分にして時計の針を十時十分で描いてみてください。認知症ですとかなりゆがんだ絵になります。


2005年4月8日

インスりン注射はどこにしたらいいですか?

インスリン注射に適した場所は、上腕外側、腹、尻、太ももの上半分です。一度部位を決めたら、毎日その中で2〜3cmづつずらして注射します。この部位を毎回変えるとインスリン効果にばらつきが生じます。


2005年4月2日

薬のカラは何ゴミですか?

名前の書いてある薬袋は「古紙・その他の紙」で、錠剤やカプセルのシート(台紙)はほとんどプラスチックマークがついているので「プラスチック製容器包装」、液体や軟膏の容器もすすいで「プラスチック」としてお出し下さい。症状が変わらず、同じような薬が処方される場合は、空袋や容器をお持ち下さい。薬局ゆりかごでは状態をみて、消毒等を行い(同一の方の場合)再利用をしています。


2005年3月12日

十歳の子どもが37.2度も熱があるのに、熱さましは処方されていませんか?

解熱剤の対象となる発熱は38.5度以上と言われています。平熱が低く本人にとってはそれ以下であっても苦しい場合があります。普段の体温を測り、その値を先生に報告し、ご相談下さい。首すじや脇の下を冷やすことでも熱は下がります。最近は環境を整え熱と戦うことで抵抗力がつき、強い子になると考える方もいます。


2005年3月12日

三年前から花粉症に「セレスタミン」を使っています。友人に「その薬はよくない」と言われました。飲んでいて大丈夫でしょうか?

「セレスタミン」には坑ヒスタミン薬の「マレイン酸クロルフェニラミン」とステロイド薬の「ベタメタゾン」が配合されています。ステロイド薬はむやみに使用すると「骨がもろくなる」「顔が丸くなる」「糖尿病になる」などと言われています。医師の指示で服用していれば、副作用のチェックもして下さいますので大丈夫です。毎年花粉症になるのなら、予防効果のある坑アレルギー剤があります。次回診察時に「セレスタミンを下さい」とは言わずに「花粉症で毎年困っています。なにか良い方法はありますか?」とお尋ね下さい。最新の治療法や薬を考えて下さるはずです。


2005年2月25日

人工透析をしています。皮膚科で「バルトレックス」をいただき服用したら、音楽が聞こえたり、闇の中で仏様がたくさん現れたりします。どうしたのでしょう?

「バルトレックス」は腎臓で代謝される薬です。腎機能が低下していると副作用「幻聴、幻覚などの精神神経症状」が起きやすくなります。すぐに、内科の先生に「バルトレックス」を飲んだということをお話して対応していただきましょう。皮膚科の先生には内科の先生から紹介状を書いていただきその後の治療を考えていただきましょう。複数の診療科を受診する場合は必ず主治医の先生がすべての受診科の治療、服薬を把握していることが大切です。


2005年2月17日

不整脈の薬を毎食後飲んでいます。海外出張が多く、時差のある時はどうしたらよいですか?

最低三時間あけて、二十四時間以内に三回まで服用してください。出発当日と帰国当日は食後にこだわらなくともよいので、二十四時間中に三回は服用してください。「カテーテルアブレーション」という方法で薬物療法がいらなくなることもあります。かかりつけの先生とご相談下さい。


2005年1月29日

薬を4週間分いただきましたが、支払いは2週間分の倍額ではありませんでした。なぜですか?

保険調剤による薬代は薬そのものの価格と薬剤師の技術料の二本立てになっています。薬そのものの代金は倍額になりますが、薬剤師の技術料は倍額にはなりません。薬はそのままでは何の価値もありません。薬剤師が薬の作用、使う方の状態、管理等目に見えない様々な情報を加えて、はじめて役に立つのです。医師、薬剤師の関与しない薬は危険です。


2005年1月23日

「逆流性食道炎」ということでお薬をいただきました。食べ合わせで注意するものはありますか?

お薬そのものとの食べ合わせで注意する食品はありませんが、疾患を悪化させないために次の食品の摂り過ぎに気をつけましょう。@高脂肪食品(フライ、てんぷら、ケーキなど)A香辛料(にんにく、とうがらし、わさびなど)B酸性食品(みかん、とまと、レモンなど)C高浸透圧食品(ココア、チョコレート、あんこなど)アルコールや炭酸飲料も控えた方がよさそうです。


2005年1月21日

「うつ病かもしれない」と薬をいただきましたが、どうしても飲みたくありません。どうしたらよいでしょうか?

「うつ病」は必ず治る疾患です。そのために薬が必要です。ということがわかっていても「飲みたくない」場合には、「非うつ病性うつ」が疑われます。治療には精神科医のカウンセリングが必須です。


2005年1月15日

胃ろうの方に薬を使うにはどうしたらよいですか?

「簡易懸濁法」をおすすめします。

投与直前に55℃のぬるま湯20mlでくすりを溶かし10分間放置します。カプセルや錠剤が溶けて、懸濁液となります。これをカテーテル用シリンジに入れて投与してください。薬によっては溶けないものや不適切なものもありますので、調剤した薬剤師に確認してください。


2004年12月5日

4ヶ月の子どもにおむつかぶれに使用するよう「アンダーム軟膏」をいただきました。目の周りに、カサカサした湿疹があります。つけてもいいですか?

「アンダーム軟膏」の適応症におむつかぶれとともに急性湿疹の項目はあります。ただし、適応部位に「眼科用として使用しないこと」となっています。どのような湿疹であるかは医師が診断します。というわけで、つけないで下さい。


2004年11月30日

介護保険でヘルパーさんに来ていただいています。仕事が機械的で温かみがないように感じます。もう少しやさしくしていただけないでしょうか?

介護保険のサービスは契約に基づき、介護計画に沿って行われています。そこには個人の感情はあまり取り込まれていません。感情を優先させると、生活が損なわれる場合が多々あるからです。大切なことは日々つつが無く暮らすことです。ただし、ヘルパーさんと利用者さんとの相性はあります。ヘルパーさんを代わっていただくなど、ケアマネに相談してみてください。


2004年11月11日

緑内障です。薬の飲み合わせが心配です。

緑内障には「開放隅角緑内障」と「閉塞隅角緑内障」があります。ほとんどの方は開放性(9割)で眼圧を上げそうな薬はステロイド剤だけです。閉塞性(1割)ですと、抗コリン作用をもつもの、交感神経に作用するものなど、気をつけなければならない薬が数々あります。お薬手帳を活用し、常に飲み合わせをチェックしてください。


2004年10月19日
「かぜかな?」と思ってもしばらく家にある薬で我慢します。どんな時、お医者さんへ行ったらよいですか?

かぜはいろいろな症状が集まった病なので、その時の症状が市販薬でなくなれば治ったことになります。ただし、次のような症状がある時は、医師に相談しましょう。@症状が三日以上続くA息をするのが苦しいB緑色になった鼻水や痰がでたC胸が痛むD喉が腫れて物が飲み込めないE激しい頭痛や吐き気F38度以上の発熱。どちらにしても、安静、保温、栄養がかぜ治療の基本です。


2004年10月08日
血圧を機械で測るのと先生に測っていただくのと数値がちがうのですが、どちらがほんとうですか?

どちらも本当の値です。血圧は常に変動しています。びっくりしたり、疲れてもすぐに変わります。水面の波のようにゆれているのです。多少高くてもすぐにもどればよいのですが、高い値が長期に続いたり、高低を繰り返しながらだんだん高くなる場合は治療が必要となります。その判断は医師がします。同じ機械で、同じ時刻に、同じような状態で測定した値をかかりつけの先生にお見せ下さい。


2004年9月11日
コレステロールの薬はずっと飲み続けなければいけないのですか?
コレステロールを下げるのは、動脈硬化を予防し心筋梗塞や脳血管障害を起こさないようにするためです。心筋梗塞や脳血管障害を起こす原因には他に糖代謝異常、高血圧、肥満があります。これらの管理がうまくいって、食事や運動でコレステロールの管理がうまくいけば、薬をやめることができます。その判断は医師が行います。かかりつけの先生と相談しながら、コレステロールの目標値を定めましょう。

2004年9月11日
「室温保存」とありますが、部屋の中でよいですか?
日本薬局方の通則では、「室温は1〜30℃」と規定されています。30℃を超える真夏や氷点下となる寒冷地では注意が必要です。ちなみに「常温は15〜25℃」「冷所は15℃以下」「温湯は60〜70℃」です。 冷蔵庫は5〜10℃なので「冷所保存」の坐薬やインシュリンは冷蔵庫で保存してください。漢方薬など「温湯にて服用」とある場合、電気ポットのお湯は95℃前後なのでポットから湯のみにお湯を採り、少しさましてからの方がよいでしょう。


2004年8月24日
祖母が転んで骨折してしまいました。薬のせいですか?

薬の直接的、間接的な影響で、転倒につながることがあります。薬の副作用である眠気、ふらつき、めまい、立ちくらみ、筋力低下、さらに失神、低血糖症状、パーキンソン症状などによるものです。特に睡眠薬、向精神薬、抗うつ薬、血圧降下薬、利尿薬などを服用しているときには注意が必要です。

「睡眠薬」では歩行困難、尿失禁、視覚障害など、「抗うつ薬」では手足のふるえ、ふらつきなど、「降圧薬」では起立性低血圧によるふらつきなど、また「抗ヒスタミン薬」でも眠気やふらつきなどが副作用として起こることがあり、転倒につながる薬の情報を整理しておくことが大切です。

高齢者では、加齢により薬の代謝や排泄が遅くなっているため副作用が強く現れたり、夜間排尿の回数が増えたりして転倒のリスクが増大するため、上記の症状が現れたら、早めに主治医や薬剤師に報告して十分に注意する必要があります。


2004年8月9日
薬を飲み始めてから、食べ物がまずいのですが?

薬剤性味覚障害の可能性があります。副作用として「味覚異常」「味覚障害」のある薬はトフラニール、インフリー、エサンブトールなどです。休薬すればよいのですが、そうもいかない場合があります。亜鉛を補給すると改善するようです。亜鉛を多く含む食品は緑茶、紅茶、うなぎ、寒天、のり、レバー,あずき、いりごま等です。


2004年8月6日
妊娠したかも。風邪薬を飲んでもいいですか?

胎児への影響を考えますと、薬を飲まない妊婦でも約1%の出生児に何らかの異常が生じています。奇形発生率を増加させる薬剤には、ミノマイシン、カフェルゴット、サイトテックなどがあります。ただし、最終月経開始日から27日までは影響はないので服用してもかまいません。最も危険な時期は28〜50日です。母体への有効性と胎児への危険性を秤にかけて飲むか飲まないかを先生とよく相談してください。


2004年7月17日
睡眠薬をずっと続けています。何か悪い事が起こらないでしょうか?

医師の指示通りに服用していれば大丈夫です。自分勝手に飲んでいると、薬の効き目が衰えたり、日中でもボーッとしたりと体に良くない事が起こることがあります。薬以外にも夕食後にカフェインを控え、風呂はぬるめに、日中適度な運動をしましょう。先生と相談しながら薬の量を減らすことができます。


2004年7月8日
「ヘルパンギーナ」には抗生剤が効かないと先生がおっしゃったのに抗生剤が出ているのはなぜですか?

それはたぶん「感染予防」ということだと思います。ヘルパンギーナの感染源であるウィルスには効果はありませんが、ヘルパンギーナで弱った個体に新たな感染源となる細菌が増殖するのを予防するためです。


2004年7月6日
疲れ目の目薬と緑内障の目薬はどちらを先に点した方がよいですか?

目薬の点眼順序は「水溶性」「懸濁性」「ゲル化液」の順です。一般的に疲れ目には水溶性ビタミン剤を用います。緑内障の目薬は「懸濁性」の物が多いようです。そこで、疲れ目の目薬を先に点し、ジワリと目にしみ込んでから緑内障の目薬を点したらいかがでしょうか。


2004年7月6日
半年前にいただいた粉の熱さましが残ってます。使ってもよいですか?

体重によって薬の量が決まります。体重の変化があまりないようなら、使えます。ただし粉を振ってみて固まりがあったり、色が変わっていたらやめましょう。お薬手帳に薬の内容が記載されていれば、受診時に「この薬がまだあります」と先生に一言お伝えいただければ、先生より適切な指示をいただけます。


2004年6月27日
転んで腰を打ち、痛み止めを飲んでいたら、膀胱炎になってしまいました。副作用でしょうか?

ある種の抗アレルギー剤には「膀胱炎様症状」という副作用がありますが、消炎鎮痛剤では見当たりません。腰の痛みがひどいので、トイレを我慢したり、水分を控えたりしてはいませんか?膀胱炎の原因としてはそちらの可能性が大きいでしょう。


2004年6月18日
咳止めのテープを頂きました。貼るだけでほんとうに咳が治まるのでしょうか?

はい、治まります。世界で唯一の気管支拡張薬の貼付剤がホクナリンテープです。もともと「ホクナリン錠」という内服薬があります。錠剤で経口服用しますとどうしても血中濃度が急激に上がり、副作用(頻脈等)が発現しやすくなります。そこでジワリジワリと皮膚から吸収することで有効閾の血中濃度を穏やかに維持するよう開発されました。呼吸器機能は明け方に低下します。そこで夜8時以降にホクナリンテープを胸か腕か背中に貼りますと、明け方まで血中濃度が維持され発作を起こさないといわれています。貼る前にタオルなどで水分をふき取ると吸着力が増します。貼った後は指で2〜3回しっかり押さえ着けると成分の皮膚への移行が良いようです。ただし、かぶれることがあります。かゆくなったり、ヒリヒリしたらすぐに剥がしてください。


2004年6月15日
1日3回毎食後のかぜ薬が子どもに出ました。昼は幼稚園に行っているので飲ませられないのですが?
幼稚園から帰ってすぐに飲ませてください。夕食後の薬は3時間経っていれば飲ませ、そうでなければ、寝る前に飲ませてください。食後とあっても水を多めに飲めば、服用できます。

2004年6月15日
かゆみがひどく、塗り薬だけでなかなか治らないのですが?
抗ヒスタミン薬という飲み薬があります。ただし眠気があるので車の運転などは注意が必要です。最近は予防効果のある薬もありますのでかかりつけの先生に相談してみてください。

2004年6月15日
吐き気止めと熱さましの坐薬を一緒に使ってもよいですか?
どちらか症状のひどい方を先に使いましょう。15分程で溶けるので、それから次の坐薬を入れます。高熱で吐き気のあることが多いのでどちらかといえば、熱さましを先に入れた方が良いかもしれません。どのような使い方をしたか、お薬手帳に記載し、次回先生にご報告しましょう。次回の診断の手助けになります。